江戸時代慶応元年創業
歴史を刻み続ける老舗の酒蔵
千代むすび酒造は1865年(江戸時代、慶応元年)、鳥取県境港市に創業しました。大正時代になると、三代目・岡空林太郎が大蔵省醸造試験場にて研究を深め、芳醇な味の銘酒「やまと魂」「岡正宗」を醸造して愛飲家から喜ばれました。その後、「千代に八千代に幸せを結ぶ」という願いを込めて「千代むすび」と名づけました。
豊潤な大地と天然水
地元の原料へのこだわり
豊かな自然に抱かれ、名水と良質な好適米に恵まれた鳥取県。
酒造りの条件が揃った環境に感謝し、厳選した地元の原料を主に仕込んでいます。
仕込み水は、人里離れた中国山地のふもと大東町に湧き出る、知る人ぞ知る地元の天然水を汲んでいます。
酒米は、酒造好適米を契約農家の方から購入し、農家の方々と一緒になって鳥取県産米、鳥取県産酒をブランディングしています。
鑑評会などで多数受賞
全国の地酒を海外へも輸出
「千代むすび」は、これまでに日本酒コンテストや鑑評会で多数の受賞を賜りました。
その芳醇で奥深い味わいからアジア、アメリカ、ヨーロッパからのご注文もあり、諸外国でも愛飲されはじめています。
また、韓国子会社であるJizake Chiyomusubi Korea(通称 JCK)で千代むすびのみならず、日本各地から選りすぐった地酒を販売し、日本酒の文化と健康づくりを世界に広める活動に努めています。
お酒の
愉しみ方を伝える
新たな取り組み
「日本の酒文化」を
発信する場をご提供
千代むすび日本酒バー「酒蔵角打ち」
境港市「千代むすび酒蔵 岡空本店」には、角打ち(酒屋内の立ち飲みスペース)をオープン。カウンターには鳥取県産智頭杉の一枚板を贅沢に使用し、丸テーブルの天板は、以前使用されていた桶の蓋を再利用するなど、随所にこだわりぬいた空間に仕上げ、外国人観光客をはじめ多くの人に「日本の酒文化」を発信する場となっています。
「発酵産業」
という高みへ
千代むすび 糀甘酒
酒造りの技術と麹などの微生物を活用して、健康によい発酵食品の開発にも取り組み始めました。その中で試行錯誤しながら、完成したのが『糀甘酒』です。私たちは「発酵産業」という新しい夢に向かって、鳥取から世界にはばたく"進化する老舗"を目指しています。
千代むすび 酒造りのこだわり
伝統の技と若い新鮮な技の良いところを取り入れ、
常に進歩、前進、前向きな酒造りを目指しています。
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こだわり1
仕込み水
人里離れた環境抜群の中国山地の麓・島根県雲南市大東町に専用タンクを設置し、仕込時期には毎日汲みに行きます。やや軟水の仕込み水です。
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こだわり2
米
鳥取県産酒造好適米「山田錦」「強力」「五百万石」を主に、農家からの直接買い付けも年々増やし、生産者との関係を大切にしています。
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こだわり3
精米
自社精米も行い常に高い品質を求めています。
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こだわり4
蒸し
白米の「蒸し」の研究には、特に力を注ぎ、大小2機のを使い分け、間接蒸気で蒸し、気候・気圧に左右されない、理想の乾燥蒸気が可能になり、常に外硬内軟の蒸し米が出来上がります。
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こだわり5
製麹
蓋麹用床もみ専用室、盛り専用室に分け、出麹室にも湿度・乾燥機を設備しています。
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こだわり6
酒母造り
各種の酵母の特色を生かし、他の雑菌微生物を淘汰し、目的の優良酵母だけを数多く、発酵力の強い酵母をつくるため、枯らし期間を十分に取り、強い酒母を造ります。その年の優れた酵母は毎年保存してより良い酵母の育成に努めています。当蔵は酵母の種類が揃っています。
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こだわり7
自然放冷
全体が偏りなく、均一に米の芯まで冷却させるために機械に頼らず、常に人の手で確かめながら自然放冷を行っています。
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こだわり8
仕込み
仕込み発酵温度は、低温管理し、大吟醸は白米600kg仕込み、吟醸は白米800kg仕込みを基準としています。
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こだわり9
濾過・瓶燗
2020年から、新たな殺菌方法である「ジュール熱殺菌」を採用しており、フレッシュでまるで生酒のような火入れ酒を実現しています。
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こだわり10
貯蔵
基本的に日本酒の上槽(搾り)後は、瓶貯蔵かつ冷蔵保管を徹底しています。